東北一人ストラット 1日目 夜

5月12日(土) 20:00頃

ホテルで数時間アポ取り。みんな突然やのに本当に優しい。なんとかしようとしてくれる。東北一人ストラット1日目の晩御飯。

「一人はいややー!」

って言ったら来てくれました。東北のミュージシャン、ヒザシ君一家と伊藤洋平くん!わーい!

ヒザシくんは元々「ザ・キャプテンズ」っていうバンドのギタリストで「ギタリスト時代にはギターを弾かないギタリスト」として、最高にカッコいい存在でした。バンドをやめてからも楽曲提供や加藤登紀子さんと共作したりしてて活躍しています。

伊藤洋平くんも元々バンドをやっていて「イケメンズ」っていうハードル高いバンド名を飛び超えていけるナイスガイです。

前述の中澤さんが神戸で主催する神戸と東北の交流イベント「デスカルガ」でも共演していて、でもじっくり飲むのは初めてかもしれない二人が急遽駆けつけてくれました。ヒザシ君一家は去年のストラットに招待して、ワタナベフラワーのライブで一緒に演奏したのは楽しかったなー。

 

東日本大震災のすぐ後、僕はヒザシ君に電話をしました。

その時「僕の奥さんが、地震があってから元気がないんだよ。クマちゃん、とってもワガママなお願いなんだけど、奥さんがワタナベフラワーの「元気がE」って曲大好きで、よかったら歌ってくれないかな?」

夜の六甲本通り商店街で、「元気がEー!元気がEー!」って携帯ごしに歌いました。一人で。(けっこう恥ずかしかったです。)

二人は何度も「ありがとね。クマちゃんほんとにありがとう。」って言ってくれました。その時に「僕でも出来る事もあるんやなあ。歌っててよかったなあ。」って思いました。そんなつながりからずっと一家でワタナベフラワーを応援してくれています。

二人に最近の東北の様子を聞きました。色んな方々がいて一概には言えないけど、と前置きした上で

「仙台は全体的に落ち着いている。」

と。

引き続き復興市などのイベントはあるけれど、同じ宮城でも沿岸部の情報はなかなか入ってこないのが現状だとの事です。

東北一人ストラット 1日目 夕方のつづき

5月12日(土) 17:45頃

超えなければいけないハードルはたくさんありましたが、僕達は松岩保育所に歌いに行かせていただけることになりました。当時NHKみんなのうたで放送されていたワタナベフラワーの「てんとうむし」という曲を松岩の子供達は運動会の出し物としてダンスを踊ってくれていたのです。

運動会が終わり、教室に戻ってきた子供達に向けてサプライズ。僕達がてんとうむしを生演奏するという演出を先生方が考えてくれました。

てんとうむしを歌った時、誰の指示もないのに座って見ていた子供達が立ち上がって運動会で踊っていたダンスを僕達の演奏にのせて踊ってくれました。

歌い終えた後にね、もう涙が止まらなかったです。何も言えなくなりました。何も言えない僕達に、子供達が

「がーんばれ。がーんばれ。がーんばれ。」

って言うんです。

もう顔面ぐちゃぐちゃになりましたわ。メンバーも、中澤さんも、みんななってました。

僕達がその言葉を言いに来たハズやってんけどなーって思ってぐちゃぐちゃになりました。

ぐちゃぐちゃになりながら僕達から出た言葉は「ありがとう」でした。

これやなーって思いました。

この時に僕は「がんばれ」よりもお互いに「ありがとう」って言いたいなーと思ったんです。東北で美味しいもの食べて、お金を払ってお互いに「ありがとう」って言いたい!東北の好きな人を紹介したい!その人の生の言葉をみんなで聞こう!東北の景色をみんなで見たい!押し付けるんじゃなく、目にしたものでそれぞれが何かを感じてほしい!そうやって僕達が好きな東北を紹介するツアーを東北の観光会社を使ってやろう!

「忘れないで」って僕達が言うのは変や。自然に「また行きたいな。」ってみんなが思い出してくれらええな。

そういう想いで「東北ストラット(バスツアー)」が出来ました。こういう気持ちを作ってくれたのは間違いなく横山さんと瀬川さん、そして松岩保育所のみんななのです。

僕達が東北に行きたいって気持ちを作ってくれたルーツみたいな二人、横山さんと瀬川さんに会いたい!そう思って電話をしました。

もちろん、アーモンドクラッシュポッキーを食べてからです。

東北一人ストラット 1日目 夕方

5月12日(土) 17:30頃

ホテルにてとにかく今日からのアポどり開始。

さくせんは「えんをだいじに」です。

東北の震災があった時にワタナベフラワーはすぐ現地には行きませんでした。

自分が阪神淡路大震災に被災した経験から、「最初はみんなが行くねん。でも1年後ってどうなんかな。それに今は情報がなさすぎて僕達に何が出来るのか、現地の人が何を求めてるのか分からない。」と思っていたからです。

2012年、僕達は東北へ行きました。歌いに行こうとかではなく、まず「今何に困っていて、何が必要か。」を直接現地の人に聞きたかったからです。

当時ラジオ関西で一緒に番組をやらせていただいていたディレクターの中澤さんも帯同してくれました。

お世話になっていた明石の朝比奈さんにご縁をつないでいただいて横山さんという方にお会いする事が出来ました。

その横山さんのご紹介で、南三陸さんさん商店街に行く事も出来ました。

そしてその横山さんがパーソナリティを務めるDateFMの「がんばろう宮城 希望のラジオ」という番組にも出演させていただきました。

その時に

「有名人がたくさん来ている場所があると思います。でもまだ誰も来てない所があるハズ!僕らで良ければ行きますのでぜひ手を上げてください!」

って話したんです。

東北から帰ったら事務所に一通のメールきていました。

「私の息子が通う気仙沼の松岩保育所にはローカルヒーローの「りゅう」

来ていません。ワタナベフラワーさんどうか松岩保育所の子供達に元気をくれに来ていただけませんでしょうか。」

瀬川さんという方です。

(このご家族を後に神戸ストラットにご招待する事になります。)

つづく

東北一人ストラット 1日目 おやつの時間

5月12日(土) 15:30頃

仙台駅に到着。

以前ABCラジオ「秘密結社 大阪ぴかぴか団」の打ち上げでご一緒させていただいた時に東北の話をたくさんしていただいた藤光さんから、FBにバシバシコメントいただいたので即電話。

「誰から紹介したらいいかな?」

うほー!!!

頼り甲斐あるーー!

今回、神戸ストラットはもっと初心に帰る!

「誰に見てもらいたいのか?」

僕の個人的な想いは「旅行したくてもなかなか出来ない人や想いに共感していただける人」です。

僕は小学生の頃オカンがいなくなったので(現在オカンと死ぬほど仲良いです。さみしくないです。割愛。)家族と旅行に行った記憶があまりないのですが、東北にいる人達で、「震災後あまり旅行に行けない」特にそういった子供達に神戸に来てほしいなあと思ったのが始まりで、神戸ストラット1年目に子どもの村東北(リンク参照 http://cvtohoku.org)のみなさんに来ていただいたのはそういう理由がありました。

今回コラボするヴィッセル神戸。

ヴィッセル神戸も小学五年生対象に夏に東北から子供達を呼んでサッカー観てもらってるねん。神戸ストラットと想いが一緒やんね。

僕ね、ヴィッセル神戸とベガルタ仙台戦、観戦したことあるんやけど、なんか泣けてくるねん。

お互いにエール送りあうねん。それだけとったらスポーツの世界ではよくある話なんかもやけど、なんでやろね。

決して同じではないけど、お互い震災にあって、安っぽい言葉で表したくないけどそういうお互いのなんとも言えないエールがそこにあるねんな。

それめちゃ感動するねん。神戸の人にも絶対観てほしい。そして東北の人にも。

今年のヴィッセル神戸ホーム最終戦はベガルタ仙台戦です!

ここに東北の子供達を招きたい!

神戸ストラットは毎回みんなから募金(クマちゃんのお願いクマウドファンディング)をいただいて、東北から来てくれる方に旅費をプレゼントしています。

今回の神戸ストラット1日で終わらへんねん。

神戸ストラットはキックオフ!

ヴィッセル神戸vsベガルタ仙台戦がゴールやで!

みたいな事を藤光さんに伝えたかったんですが、そこまで話さずとも察してくれたみたいです。すぐたくさんアイディアいただきました。さすが。

さあホテル着きました。グミを食べないといけない。あとアーモンドクラッシュポッキー。

東北一人ストラット1日目お昼

5月12日(土) 13:50頃。

現時点で今夜19時に仙台の友人、ミュージシャンのヒザシ君に会う。明日の11時に仙台の恩人、横山さんに会う。という事以外は何も決まっていない。

「神戸ストラットって誰に見てもらいたいんですか?ただのイベントじゃダメですよね!」

「そうだそうだ!」

「クマちゃんの個人的な熱量みたいなものがもっと必要なんじゃないですか!」

「そうだそうだー!」

「東北でその熱量の元を探してきてくださいよ!」

「そうだそうだー!その通りだー!」

という叱責にも似た(?)みんなからの激励をうけ僕は東北に向かっています。

「もちろんそれって出会いやし運みたいなとこもあるじゃないですか?何も見つからなくてもそれはそれなんです。プレッシャーは感じなくてもいいんですよ!」

いや!

感じるわ!

落ち着かへんからさっき空港のコンビニでおにぎり弁当を買ったんやけどなんか全然味せーへんかった。

 

プレッシャーは味覚を奪う。-クマガイタツロウ-

一人で飛行機。僕の指定の窓際の席に座る時に先に座っていた通路側の人(ソリッドな桂小枝)がニコっと席を譲ってくれた。

あ!直前で買った水と、飛行機で読む用に用意してた本、仕事する用のアイパッド。僕の飛行機三種の神器をリュックにいれたまま上の荷物入れにいれてしまった!

って気がついた時には後ろに軽い通路渋滞、前にはソリッド小枝に挟まれていたため小市民な僕は三種の神器を想いながら静かに着席しました。

 

終わっちゃないし、始まってもない

みんな元気ですか?

元気ください!って言われる事あるけど、元気はあげられないかもです。

でも元気になれるきっかけは作れるかもしれません。

ワタナベフラワーがみんなのそれなら嬉しいなあ。

 

神戸ストラットin六甲アイランドの前日の仕込み日。

差し入れを届けてくれたヒデさん。

元気出すきっかけをありがとう。

 

毎年クマウドファンディングのトロフィーを作ってくれてる毛利マークさん。

いつも優しくあったかい。神戸のヒートテック。または床暖房。

こんばんは。ホットカーペットの上で寝てしまう事が多い神戸ストラット実行委員長クマガイタツロウです。

今年のストラットも少しだけ動いてるけど、国際会館のライブとツアーの事でまだまだいっぱいおっぱいです。

ピンチの方がおもろなるってよく自分で言うてるけど、そんなもんほんまのピンチちゃうな。顔面真っ白になってからどう動けるか。やな。

みんなの元気のきっかけになる報告が早く出来るように、今日も頑張るわ!おう!ありがとう!

収支報告について

おひさしぶりの神戸ストラット実行委員長、クマガイタツロウです。
「神戸ストラットの収支報告はまだかー!」
と、一部の方からご意見いただいたので、年末最後にこのブログに帰ってまいりました。

今年の神戸ストラットの実施は10月28日(土)でした。
つまり翌日は日曜日。普通の会社はお休みです。
というのを踏まえて、簡単にご説明します。

イベントにかかったお金の請求書はもちろんイベント実施後に届きます。
(当たり前ですが実施されなかった場合入れ違いになるので)

なので今回の場合、早くて11月に各所から届きます。
一般的には請求書が届いてから【翌月末払い】というのが企業の基本で、神戸ストラット実行委員会でもそうさせていただいております。
(企業によっては翌々月末払いとかもあります)

もうこれでお分かりいただいたかと思いますが、各所滞りなく早急に請求書送付をいただいても12月末の払い→そこからの収支報告書作成となるわけです。
支出だけでなく、収入の方も同じく。

もちろんそこまでに出来る報告書の作成や、予想での収支の計算はしております。
でも、ちゃんと請求書がきて、お振込みして、というのが成立してからじゃないと、収支報告はできないのです。
ちなみに12月31日の時点で、請求書がきていないのが2件。

ちなみに、収支報告を含む報告書は関係者及び、具体的な応援をいただいた方にのみメールでお送りさせていただく予定です。
なぜサイトで一般公開しないかと言いますと、
神戸ストラットの制作に関して、趣旨賛同して協力していただいている企業が多く、通常の料金ではありえない金額でみなさんにご協力いただいています。
これを具体的に公表する事は各社の業務にもしかして支障きたす可能性があると思っての結論です。
実際「内緒だぞ」ってオマケしてくれてるとこもあるので。

ご理解いただけたでしょうかー!

以上ここまで言って委員会でした。

 

ゑみやさんとかまどやさん

今年の神戸ストラットも新しい衣装で臨ませていただきました。
水道筋商店街、ゑみやさん!
毎年ありがとうございます!

真紅のスーツ、カッチョエエーーーーー!
くるみボタンの柄がアトランダムでかわいい!
江見さん!最高っす!
あとは僕がやせるだけ!

そして今年もお弁当は本家かまどやさん!
難波さん、男前っす!
今年もありがとうございます!
みんなで美味しくいただきました!
もう一個食べてもいい!?ってなります。
太ってまうー!

神戸ストラットを終えて

神戸ストラットin六甲アイランド、なんとか無事に終える事ができました!
あいにくのしっとりしすぎなお天気でも僕たちが一日中笑顔でいられたのは、関わってくれたみなさんが笑顔でいてくれたからだと思います。
みなさんの「雨が降っても楽しもうとする気持ち」に感謝しています。

神社やお寺のない六甲アイランドがとても大事にしているハロウィンフェスティバル。その30年という記念の年に神戸ストラットは同時開催させていただきました。

2日間ある六甲アイランドハロウィンフェスティバル2日目にはワタナベフラワーの出演予定はなかったのですが、神戸ストラットの最終ミーティングの際、ハロウィンフェスティバルを制作しているニュースダストの北浦さんと地域振興会の福井さんに
「2日目、現場終わりで今年のハロウィンを見届けたいので六アイに行くつもりです。ちなみにもし歌える時間があれば歌わせていただく事は可能ですか?」
と、開催に一週間をきった段階でそんな時間あるわけねーよと分かっていながらも無茶な相談をしたら
「今年はワタナベフラワーで始まって、ワタナベフラワーで終わりたいです!最後の時間を無理やりでもあけます!」
とお二人に言っていただきました。

ストラットというのは「堂々と歩く」という意味です。
僕はまた、歩きたい場所に出会えました。
それは、当日会場にいていただいた方はもちろん、来ることが出来なかった方も含めて、関わっていただいたみなさんの具体的な応援のおかげです!
本当に、ありがとうございました!

神戸ストラット、楽しかったです!
やってよかったーーーー!

神戸ストラット実行委員長
ワタナベフラワー クマガイタツロウ

 

追伸
残念ながら2日目の六甲アイランドハロウィンフェスティバルは中止になってしまいましたが、ビンゴ大会だけやっているという情報を聞いたので、今年のハロウィンの最後をメンバー、スタッフと見届けに行ってきました。
来年の六甲アイランドハロウィンフェスティバルの出演依頼をお土産にいただきました。やったー!